植木屋をやっていると、庭のなりもの等を頂く機会が多くあります。
先日伺ったところでは、樹齢100年以上の金柑の老木があり、鈴なりに実を付けていたものを、少し分けて頂きました。
この金柑は接ぎ木のものではなく、品種が出回る以前の樹なので、普段見掛ける実とは違い、少し楕円の形をしています。
生食でも十分美味しく食べられるのですが、酸味が強いため甘露煮にすることにしました。
金柑の重さに対して、約半分の砂糖が必要になります。
調理してしまう前に軽い下ごしらえがあります。
切れ込みを入れ、3~5分煮たのち、水にさらします。 こうすると苦みやえぐみが和らぐそうです。
私は時間に余裕があったため、1時間以上水にさらしておきました。
それから切れ込みから楊枝や竹串を使って種を取り除きます。 面倒ですが、食べることを考えると取っておいた方がいいでしょう。
砂糖と金柑たちが浸るくらいの水を加え、20~30分煮ていきます。 うちでは蜂蜜も加えてみました。
実に鮮やかです。
つやつやになったら完成^^
煮沸した瓶で保存もききます。
金柑はのどに良いのです。