限られた材料でつくる

秋田市で改築に伴う庭の改修でした。

現場に着いてみると御影の平板が転がっていて、その他の石や砂利などが集められていました。

低予算での仕事故に新たに材料を足すことは難しいので、既存にある材料を上手く組み合わせていきましょう。

御影石は加工しながら畳んでいきました。テラスから玄関までの伝いです。

雨落ちには縁石で大きめの砂利(これは新たに持ち込み)を敷いてあります。

立ち水栓の水受けには、そこらに転がっていたピンコロで枠を作り、現場に散らばる砂利で洗い出しをしました。

2日間の作業でしたが、なんとか収まってホッとしています。

既存材料で工夫する庭つくりは修業時代に経験を積んでいました。

それを生かせて良かったです。

現場のすぐ裏は総社神社。

初めて訪ねました。大きなケヤキやイチョウが素晴らしかったです。夏の木漏れ日も最高に気持ちいいでしょう。まさに鎮守の森と呼ぶに相応しい光景でした。

これで工事はひと段落。

手入れや冬囲いを進めていきます。

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