大類造苑の圃場は雑木林。高木層はナラ類と山桜で構成されています。
ここのところ青いどんぐりが熟す前に落ちているのを気にかけていました。 色々と要因はあるのでしょうけど雨風が強い次の日に見かけることが多かったです。
そしてなかなかに豊作で集める気になればかなりの量を拾えそうな感じ。
発芽はするのでしょうけど、全てではなく、発芽したとしても大きくなれるどんぐりは少ないです。そして圃場という性質から、管理もしています。
この青いどんぐり、土に還る(これも重要なことだけど)以外に使い道はないものかと考え、木能実 の高浜さんに相談しました。
高浜さんはどんぐり銀行の構想も持っておられて、加工、調理しクッキーやお茶などにする術も持っていました。
試しに小一時間ほど拾ってみると、すぐに1.2キロ集まりました。
拾っている最中は無心です。ポケットにどんぐりをパンパンに詰めたのは子供の頃以来です。
根こそぎ拾っていくのではなく、残りはリスなどに食べてもらいましょうか
集めたものを木能実さんに持っていき、殻剥き、アク抜きをしていただきました。
アク抜き後のものと、それを粉にしたもの。
そしてオニグルミと1:1で混ぜて作ったクッキー。
食べてみると優しい素朴な味でかなり好みの感じでした。 アク抜きなどの手間はかかるけど、こんなに美味しくなれるんですね!
近くの里山で採れたどんぐりってところがgood 縄文の遺跡も数ある地域で当時も使っていたであろう食材というのもストーリーがあっていいですね。
後日、高浜さんの呼びかけで集まった9人とどんぐり拾い。
9人で1時間ちょっと
1時間とはいえ9人分の仕事量はすごいです。。
その後木能実さんで引き取っていただき、加工してくれるそうです。
どうなるのか、楽しみに待っています。