桜の剪定

今月半ばから剪定作業を進めていました。

とある大きな医療施設の管理を請け負っており、落葉樹に関しては冬季間の作業となっています。

落葉樹は桜、カツラ、ハナミズキ、ユリノキがあり、桜だけでも60本以上あります

前任の管理者は切り方が強く、角度や量なども、失礼ながら出鱈目で、徒長枝や幹の腐りが酷かったです。

こうした前任の仕事も直させていただきながら進めています。

大類造苑の管理は抑制する剪定ではなく、育てる剪定に努めます。

抑えつけてやろうとしていてはいつまで経っても上手い剪定は出来ません。樹木の生態を知ったうえで、その樹らしい樹形になれるような剪定を心がけています。

上 剪定前

下 剪定後

写真では変わりばえしませんが、下に置いてある枝をみると分かるように、これでも枝を落としています。

花芽もあるので、このくらいの剪定量で良いのです。

電線、建物、通行、の支障にならない限りは、枝を詰めることなくある程度大きく育てて行きたいと考えています。

街の美しい景観にはそれに見合った管理が必要不可欠です。 育てる管理に、とてもやりがいを感じております。

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