土曜日、能代市北部周辺を案内人の方と巡りました。珍しく快晴。
縄文時代にも使われていたであろう水源。美味しい水でした。神社の境内にあります。大切な場所だからこそ現代に至るまで神社として守られてきたのでしょう。
谷になった場所であっても、10本以上の倒木がありました。先日の低気圧の凄まじさを伺えます。
その後常盤まで移動し茂谷山を眺め、茂谷はアイヌ語のモイワからきていると教わりました。モイワとは小高い独立峰を意味するそうで、信仰の対象になっていたであろうとのこと。
秋田や青森にはもや山(母屋、茂谷、靄)と名付けられた山がいくつかあり、共通して小高い独立峰になっているようです。
能代市の茂谷山は海から見るとさらに目立ち、航路や港の目印になったとか。かつて、かなり重要で特別な存在であったのではと思いました。
私が秋田に初めて来た時、早々に親方に連れられ登った山であり、修業時代も何度も訪ねていました。私にとっても特別な山です。
常盤を後にして再度能代市北部周辺。土が露出したところで矢じりを見つけました。なかなかに縄文の気配の濃い地域です。知識欲が高まる1日となりました。
案内人曰く気配の濃い場所に立つと大地からの温かみや力を感じるそうですが、なんとな〜くわかるような気がした次第でした。