ケヤキの剪定

大仙市刈和野で大きめのケヤキの剪定。 目通りから見るに、樹齢60〜80年ほどの立派な幹と樹形です。

過去にぶつ切りにされた形跡があり、その先端から出た枝がかなり密になっていました。 

鬱蒼としてきたのでとにかく小さくして欲しいというオーダーでしたが、大きな樹木を小さくするという事は不可能です。 美意識と樹木への配慮のないぶつ切りはできないため、透かしの剪定で、枝数を少なくして仕上げることにしました。風通しよく、光が適度に差し込むように。

朝から夕方まで休憩することなくほとんど樹上で作業していました。高さは15メートル以上あって、10時頃まで降った雨により、苔むした枝と幹がとにかく滑るためツリークライミングで、2箇所からのロープで吊られての作業。下には建物と石造品と電線があるため枝を落とすのも一苦労。これまでにないくらい終始緊張しました。

切り戻したい枝もまだありましたがタイムリミット。

集めてみるとすごい枝の量…

一日中枝で揺られていたせいか、帰宅後もずっと揺れているような感覚で、そして翌朝は久しぶりに筋肉痛で体バキバキでした…

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