緑陰アプローチの庭 剪定メンテナンス

緑陰アプローチのある庭も3年目の春を迎えました。

良い感じに茂ってくれて、緑陰たっぷりのアプローチになりました。 思い描いたイメージに近いボリュームで、嬉しくなりました。

このまま無剪定で育てたい気持ちもありますが、まちなかでは隣に越境したり、茂りすぎてしまうと印象も良くありません。 

越境しそうな枝や導線で人に触れる枝も払っていきます。 柔らかな梢は残して雰囲気を保ちつつ適度に風と光が通るように、透かしていきます。

雰囲気を確保しつつ、絶妙な所まで葉の量を落としています。 

落葉樹の剪定といえば冬季剪定が基本です。これは休眠時に枝を落とすことで剪定によるダメージを限りなく減らすためでもあります。

一方で弊社では雑木の庭の剪定は今の時期〜夏頃にかけて行います。 葉の量を調整することで、成長をある程度緩やかにできます。  それに、夏季に風通し良くなった方が気持ちがいいですからね。 大きく切るわけではないので、ダメージもあまり気にするほどではないようです。

今回はこんな感じの仕上がりに。午後、風に揺れる葉が心地よい演出でした。

着工当初、50センチも掘ると水が湧いてくるような地盤で、四方をコンクリートに覆われていることもあり、土壌の具合もあまり良くはありませんでした。

水捌けの改善と土壌改良を十分に行い、一本も弱ることなく今に至ります。緑陰をつくっている様子は、とても嬉しくなります。

今後の変遷も楽しみです。

コメントを残す