排水の改善

秋田市のお庭。 水捌けが悪く松が弱ってきたとの連絡を受けて、雨天時に見に行くと、低い場所に水溜りができていました。

水捌けが悪く、葉ふるい病と思しき症状が全体に広がっていました。 

実際に現場を見てみると、松の下にはあまり高低差が無く、勾配が逆になっている箇所もあり、うまく表面排水できていない状況でした。

玄関から道路に向かって深さ10センチほどの空堀を繋げて水が動くように。表面排水はこれでだいぶ改善されます。 つまずかないように砂利で埋め戻しています。

そのほか地盤が低くなっている箇所には縦穴を掘り、炭をつめこみました。 浸透の速度がいくらか改善されることでしょう。 木炭に住み着いた微生物、菌根菌(植物と共生する菌)が松の活性に繋がる仕組みでもあります。

速攻性はありませんが、徐々に樹勢が回復してくれればと思っています。

空堀、縦穴、木炭がどのくらい効果があるのか、いずれまた経過を載せますね。

コメントを残す