由利本荘の庭の駐車スペースは土間打ちや砂利敷きではなく、芝生仕上げにする事となりました。
雪国の駐車スペースは雪かきのしやすさなどを考えると土間打ちの方が確かに使い勝手はいいのですが、山の中腹にある住宅なので、周囲の環境と景観に馴染むように芝生での提案となりました。コンクリートのように蓄熱し、放熱しないので、住まいの環境的にも良い事だと考えられます。
まず最初は整地から。
砕石を入れながら整地を進め、地盤を固めていきます。毎日車の出入りがあるのでまずは凹まないように下地を作っていきます。 砕石を入れる際、堆肥などの有機質を混ぜて、根が張れる環境を作ることも肝心です。
下地をつくった後はプレートで転圧をかけ、砕石の上に堆肥や山砂を薄く撒きます。
そして張り終えました。
駐車目的の芝生だと、凹まない下地と水を表面で流す勾配が肝心です。 踏圧に強い種を使うことも大事ですね。
ひと月もすると根が伸び、青々としてくることでしょう。 その後は休眠するため、来年春以降も楽しみです。