小田島工務店さんが企画するMOKU-SUI -木粋- は県内の建築家とのコラボレーションプロジェクトで、西方設計さん もるくす建築社さん やまと建築事務所さんが同じ敷地に新築２棟 改修１棟を建築するという夢のような企画です。
その３棟、敷地の景観を繋いで整えるのが私の役割でした。
もるくすさんからの造園骨子案をもとに、要素や詳細、仕様などを大類造苑で肉付けしました。
それぞれの境界には塀などはなく共用スペースがあったりと、全体が一つの景観として調和しています。既存の画一的な建売とは違い、こういうあり方もいいなあと感じました。水を湛えた堰は融雪のための水路です。玉石で護岸し、六郷町にふさわしい仕上がりになったかと思います。
規模的には一人二人ではとてもやれるものではなく、小田島工務店さんから重機のオペレータや職人さんを動員していただいたほか、時には水道屋さん、電気屋さん、左官屋さんの協力もありカタチになりました。とてもありがたいことです。
良い機会に恵まれ、感謝です。工事期間は責任やプレッシャーを感じつつも庭づくりを楽しめました。住宅がかっこいいので、植栽が映えると言いますか、平屋と背の高い雑木寄せ植えの相性の良さを改めて感じました。
各植栽スペースには排水改善と土壌改良を施してあるので、これから育つ過程で雰囲気も高まってきます。もう少し時間をおいて、また写真を写しに行くのが楽しみです。
