
紫波町で庭づくりでした。
今年の初め頃に問い合わせをいただき、徐々に計画を進めておりました。
メンテナンスや緊急の対処のことを考えると現在の少数の体制では引き受けるべきではない、という考えから、遠方での仕事は消極的でした。 (庭はつくった時がピークではなく、年々手入れを加えて雰囲気をつくっていくものです。つくること以上に、メンテナンスは重要な事なのかもしれません。)
今回の紫波町だと片道2時間半なので、なんとか日帰りでもメンテ可能であると判断し、施工することとしました。
何より、雑木の良さをわかってくれて、弊社の施工事例を気に入ってくれている方からのご依頼とあれば、ぜひその期待に応えたいという、心を動かされたという動機が大きかったです。
今回はアプローチ、雨落ち部分の造作、植栽、の工事内容です。

玄関から駐車スペースまで伸びるアプローチは、とにかく歩きやすく平坦なもので納めたかったので深岩石を敷きました。

配達など、路上に車を停めて来る方のために、前面を植栽で塞がずに、石畳や砂利で抜ける空間を作っています。 強弱 陰影 余白などをイメージして施工しています。


鎖樋から流れる水は、手水鉢で受けます。水が腐ってしまうことを避けるため穴が空いており、雨天時は穴から浸透したり、溢れたりします。岩手県といえば木炭のイメージということで、周りには菊炭を敷いてあります。





工事完了後、最低限の支柱を取り付け、積雪に耐えれるように縄で枝を絞り、引き上げました。
冬の木立がとても美しいですが、来春の芽吹きもまた、とても楽しみでもあります。
成長したり、経年で変化したりすることが、ポジティブになれるような庭を目指していきたいです。


