ルーバーの板塀に合わせて、直線的な意匠で植栽スペースを設けました。
薄い鉄板での仕切りは真っ直ぐで線が細く、対極である植物の柔らかな印象をより際立たせます。
ポイントで据えた石は、雰囲気を高めるだけでなく、土留めの強度を強くするためでもあります。
新緑の美しさや春から夏にかけてに咲く花、夏以降に収穫できる実がついたりと、季節で楽しむことができる樹種選択をしました。
下草として植えたグラス類やシダ類は、石の硬い印象を和らげ。全体に調和をもたらします。
石や鉄板は風雨などで経年変化を感じることができます。
あえての人工物が自然のものをより引き立たせるかのようです。
使用樹木:アオダモ シャクナゲ カルミア マンサク ナツハゼ ブルーベリー ジューンベリー
使用石材:大館産石材
建築:(株)ヨシ ヨシのいえ
秋田市