山採りの樹木を植栽した庭では、植えた木以外にも実生が次々萌芽します。
掘り取った根鉢に種が含まれていたためです。
植栽後1年が経過した石畳テラスの庭でも、増えてきました。
コナラの下からはツタ。 家に絡まない程度に管理していきます。
クロモジの下からはミズナラ。
10年ほど経つとクロモジより大きくなっていきます
エゴノキの下からはコマユミ。
エゴの群落の低木層として育って行くことでしょう。
元の植栽に負担がかからない程度には、実生を育てて遷移させても面白いかもしれません。 しかしそれも、地元の植生であることが条件です。 同じ山に植生している樹種同士であれば、うまく共存してくれるでしょう。
西側の植栽はコナラを植えています。まだ線が細いですが、来年以降葉の数がぐっと増えて緑陰豊かになって行くでしょう。
すでにどんぐりがいくつも実っていました。
ムラサキシキブはこれから色づきます。
ツリバナは種を落とすところです。
落ち葉が積もって土が肥えていき、種がこぼれて緑溢れる庭になっていく。
ここの庭の管理は循環させるイメージで行います。