てんぐ巣病

てんぐ巣病に罹患したサクラの枝は、冬季間に剪定することを勧めます。

冬季間に剪定をする3つの利点

1罹患した枝を見つけやすい

葉がついている時期でもてんぐ巣病は目立ちますが、罹患したての小さな枝や、枝葉が茂っていたりすると見落とす場合が多くあります。 落葉期での視界が抜ける状態では罹患した枝が見つけやすいです。

2病原菌の活動が弱い

てんぐ巣病だけでなく、腐朽を伴う多くの菌類は夏季などの暖かい時期に胞子を飛ばしたりします。その時期に剪定により切り口を露出することは様々な病原菌の罹患リスクを上げます。特にサクラなどの腐朽しやすい樹種においては注意する必要があります。

3作業効率の良さ

落葉樹では、落葉期に剪定を行うほうが、葉が無いため物理的に効率が良いです。

てんぐ巣病は、胞子を飛ばしたり、アブラムシなどの吸汁性の昆虫で媒介されたりするため、あらかじめの防除は難しい病気です。 放っておけば周りの木にも次々うつっていくため、小さいうちに取り除くことが大切です。 

上の写真は腐朽菌によるキノコが出てきた様子です。
キノコが出る(子実体)のは腐朽の最終段階なので、罹患した枝は早いうちに外しておきましょう。
枯れ枝等をそのまま付けておくと腐朽菌の温床になることもあるので枯れ枝は積極的に取り除きます。

サクラを健康に育てるためにも、てんぐ巣枝や枯れ枝等の剪定は冬季に行いましょう。   

てんぐ巣病」への2件のフィードバック

  1. 桜を美しく見られるよう剪定してくださる人たちに
    感謝をしなければと思いました。

    ハーモニー

  2. ハーモニーさん、コメント有難うございます。
    ソメイヨシノは発病しやすいので、剪定などの管理が必要となります。
    弘前公園等では、樹木医さん主導の管理で毎年見事に咲いていますね。

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