カイヅカイブキの剪定

庭の管理に周っています。

 

ご依頼いただいたお庭に、長年刈り込み鋏で手入れをされていたカイヅカイブキがありました。

 

表面だけ切り揃える刈り込み管理だと、中が混んできます。 

 

刈りこむにしても、もう少し健康的にさせてあげたいものです。

 

その時その年だけ形を作るのではなく、長期的な管理方針を考えるのも植木屋の仕事です。

 

 

表面だけ刈っていると、中はこうなります。

枯れてしまうほど深刻ではありませんが、蜂が巣を組んだりします。

枯れた枝、絡み合った枝を剪定鋏で透かしていきます。

半日以上時間をかけて、この程度の透け具合にとどめました。

より丁寧な仕上がりにしようと思えば、時間がかかりすぎてしまいます。

かける時間とのバランスも考えて仕事を進めています。

 

枯れ枝や中の枝も、7割ほど整えて、今回は終了。

来年以降も少しずつ仕上げていき、数年後には綺麗なカイヅカイブキの生垣に仕上がる予定です。

 

 

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