作庭後、丸一年が経過しました。
通気改善、土壌改良の効果もあってか、一年にしてボリュームアップしています。
アプローチに落とした緑陰が心地よく、コンセプトにふさわしいほど育ちました。 作り手として嬉しい限りです。
ここは秋田市中心部の住宅地、都市部の庭として、自然の野山の雰囲気を残しながらも、すっきりとさせて行きましょう。
わりと枝を落として行きます。
雑木のしなやかな枝を切り詰めるのは雰囲気を損ねたり、樹木の生態的にも厳禁です。 横枝を透かしたり、葉の量をすいて行きます。
植物好きとしては大きく育つ姿が一番嬉しいのですがこうした住宅街の庭であれば、ある程度成長を抑制させることも必要であると考えています。
アプローチ動線の空間を確保しながら、風通しよく、すっきりとした仕上がりにしました。
剪定後も、程よく木陰を残しつつ、といった感じです。
アナベルがよく咲いてくれていました。
雑木寄せ植えの風にそよぐ景色がたまらなく心地よいです。
今後の成長が楽しみです。