石工事は続きます。
取り掛かっているのは、石畳づくり。不整形の自然石を組み合わせて畳んでいます。
使いやすい石になるように、加工をしながら組み合わせます。
この道の使用頻度は高いものだと思われるため、厚みのある、丈夫な石を使う必要があります。
薄いもので最低7センチ、大判の石になると20センチの厚みがありました。
ペタペタとしたタイルのような石畳には出せない、深い陰影をもたらす目地が生まれます。土に埋まる部分でガッチリと石同士で組み合わされているため、大きくは動きません。
丈夫なのでセメントは不要ですが、高さの調整などで多少敷いています。
目地はモルタルで固めていないため、石が動いてしまった際の、「直し」が効きます。