屋根でできた雪庇から少量の雪が落ちてくる現場での冬囲いです。 作庭当初は少量とはいえ落雪を懸念して植えることを躊躇しましたが、毎年の冬囲い管理の理解を得てドウダンツツジの生垣になった経緯があります。
当初は庭づくりにおいて持続可能である条件として、冬囲いの省略というものを考えていました。冬囲いにかけるコストを削減し、囲いがなくとも問題なく育っていけるというあり方です。
今は少しだけ考えが広がり、人が手を加えることでの「持続可能」もありではないかと。もちろん大きな負担にならない程度にです。多量の雪が落ちてくる場所に植栽を配置したり、広い面積を低木で密植することは控えなければいけませんが、一日以内で終われる冬囲いであれば許容範囲ではないでしょうか。
ということで冬囲い周りも完了しました。例年よりも時期が遅れて、積雪、降雪の中での作業でしたが、なんとか納めることができて、ホッとしています。