今年の夏にご依頼を受けていましたが、樹への負担、作業効率を考えて落葉期の作業となりました。
数年前の強剪定の結果、樹勢が弱まりてんぐ巣病が全体に蔓延してしまったと推測できます。 ナタのようなもので切られた痕が多数あったので、その傷口から罹患したのでしょう。
多くが罹患した枝でした。
罹患したような怪しい枝がまだ残っていますが、できるだけ枝を残すように剪定しました。
切り口にはゆ合殺菌剤を塗りましょう。
物によっては色がオレンジ色で、やや目立ちます。気になるようであれば墨汁を混ぜて塗ると木肌に近い色合いになり目立ちません。
数日、剪定に関する記事が続きました。
剪定は、生き物を相手にしている故にとても奥が深く難しいです。その木の将来を左右させるため、責任を持って作業しています。
経験則だけでなく、専門的な知識も必要なので、勉強あるのみです。