キウイの剪定を行いました。
去年は確かカンジキを履いての作業でしたが、今年は雪が少ないため長靴で十分でした。
キウイの剪定の適期は12月〜3月。 できれば2月下旬までには済ませておきたいところです。 あまり遅いと切り口から樹液があふれてしまいます。
キウイの花芽は、
①その年伸びた枝
②前年春〜夏に伸びた枝
③前年実をつけた先の枝
に形成されます。
元から落としたいような枝でも5個ほど芽を残して途中から挟みます。
そのほか全体に日当たりを良くするため枝と枝がくっついた箇所は元から外していきます。
キウイに限らずつる性植物は生育旺盛なため、棚から出るような枝もはさみを入れるか、誘引しましょう。
剪定終了。切りすぎず、残しすぎないようイメージしましたがどうでしょうか。 花が咲く5月過ぎに中間結果がわかることでしょう。
同じつる植物であるフジの剪定では、長く伸びたつる状の枝を元からはずし、短い充実した枝を残すのでわかりやすい作業です。一方キウイの剪定では、枝を新しく更新させた方が花つきが良くなるのだと解釈しています。
剪定の良し悪しが収量や品質に直接影響するため、普段の広葉樹や松の剪定よりも思考を巡らしながら進めていきました。
追って経過をアップしていきます。